癒し(受容・共感)

アロマハンズ

2011年08月09日 15:50

アロマの講習でいろいろと勉強になったのですが、その中で一番心に残ったのは
「受容」についてでした。

何年か前に介護の勉強をした時に
『共感』とはなにか?
を徹底的に習ったことがありまして、その事を思い出したのですが、

講師の方が
「セラピストは技術や知識だけでなく、お客様の状態を心身共に理解するために、お客様の言葉を受容する事が大切」
とおっしゃり、私もそのとおりだな、と思いました。

でもそれはとっても難しい事で、
共感 とは、

『相手の感情をあたかも自分自身のものであるかのように感じ、
しかもその中に自分の感情を巻き込ませずに感じること』

なので、
例えば、今日の様な暑い日に相手が
「今日は寒いわ。私は寒いのが苦手なの」
と言ったら
「寒いのですね。でも今日は寒くないですよ」(是認)
とか、
「私も寒いのは苦手です」(同調)
とか、
「寒いのですね、かわいそうに」(同情)
などと思ってしまうのは共感ではないのです。そういう時は

「(あなたにとって)今日は寒くて、そして寒いのが苦手なのですね」

と思わなくては共感にならないのです。
要は、

「相手の言う事を、自分の感情や一般の常識を抜いてしっかり聞く」

という様な事なのですが、

とっても難しいです。。。

でも、できるだけ『共感』してお客様の気持ちを理解してからトリートメントに入りたい、と思っています。

近所のNちゃんが、

「中井さんは技術の事もだけど、共感出来る能力があるからお客さんが通ってくれるんやよ」

と言ってくれた事がありました。
(私の場合はもともと何でも「鵜呑みにする」ところがあって、大阪の親戚のおばちゃんに
「そこは突っ込むとこやろ!ボケてどないすんのぉ!」
と言われちゃう性格なので、能力というより、天然ボケと言った方が正解かもしれないですが!)

でも、もっと努力してしっかり共感できるセラピストになりたい
お客様の心と身体を少しでも癒すことが出来るセラピストになりたい
と願っています。

9月からの生徒さんにも技術面ばかりでなく、そういった心の大切な部分も伝えて行けたら。。。と思っています。。。

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